ITS 11 ブログ

がんばれ、ママチャリお母さん!

岩貞るみこ

交通の方法に関する教則が揺れています。30年ぶりに中身を改正とがんばったのはいいけれど、自転車の三人乗りを禁止して(罰金2万円!)、世のお母さん方の猛反発を食らっているらしいです。

そりゃ、あったりまえでしょう、と私は言いたい。

確かに、自転車の前と後ろに子どもを乗せての三人乗りは不安定です。ふらふら走っている様子は危なっかしく、当然、事故も起きています。危険=禁止。そう考えたくなるのも当然のことでしょう。でも、それってすごい「男」の考え方。もっと言うと、自分の子どものおむつも変えたことがない「なんちゃって父親」の考え方に他ならないと思うんですけれど。

そんな危険な思いをしてまで、お母さんが三人乗りをしなければならない理由を、少しでも想像することができれば、「禁止」なんてことにはならないはず。危険=禁止なら、自動車事故は頭部損傷が多く、車両火災が起こることもあるから、乗車時は全員、バラクラバ(耐火マスク)にヘルメット、下着から上着まで難燃性の着衣に限る、って法律も作ってもらいましょうかね。

今回の教則改正にあたっては、警察庁のなかで有識者の懇談会が設けられたというけれど、いったいどんなメンバーが、こんな腹立たしい教則になるような意見を出したのか。メンバー選定からして、実際のユーザー無視で進められたとしか推測のしようがないんですけれど。だからいまになって、お母さんの猛反発を食らって「んじゃ、やっぱり罰則は、えーっと……」なんてしどろもどろの対応をせざるを得なくなるわけですよ。そういえば環境省もリサイクル法のときに、ユーザー無視で進めちゃって、大問題になったことがありましたっけ。

自分たちだけで勝手に物事決めていると、ロクなことにはなりません。っていうか、決められるほど、世間に詳しくないってこと、ちゃんと自覚して欲しいものだと思います。

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